top of page
執筆者の写真Yoshito MIYAKAWA

枚方FCの高校進学指導(VOL.10)

高校生、中学生のサッカーの公式戦が年度末を迎える季節。サッカーに引退はありませんがその学年としての公式戦、負けたら終わりの試合が続きます。高校サッカー選手権はテレビ放映(YouTubeなどを含む)もあって負けて泣く選手を見て感動する、日本人の心をくすぐります。中学3年生にとっては進学先を選ぶ際に3年後の自分の姿を重ね合わせて進学先を決めることになります。

 

枚方FCはカンテラ(高校生カテゴリー)があるのでマシア(中学生カテゴリー)から高校サッカーに行かせてくれない、と言う噂があるらしいです。ワシが高校の監督さんに睨みをきかせて『ウチの選手、取ったらしばくぞ!』言うてるところを見たことがある人、いますか?

 

ワシは長年関わっているので中学、高校、クラブ、学校、Jクラブの指導者との面識、交流ある人の数は大阪でも1,2だと思うしマシア、カンテラの平井総監督は現場の他チームの指導者との会話数は半端ない。それゆえ、多くの高校の監督さんとはマシアの試合を視察して欲しい選手をピックアップしてただ欲しい、というだけでなく選手の性格、プレーの特徴を確認しあっています。そのうえで選手、親には○○高校からお誘いがあること、特待ならどんな条件なのかを伝えています。決してオファーを握りつぶすことはありません。それをただ伝えると選手も親も舞い上がってしまいますのでその学校、サッカー部、監督の良しあし、大学進学情報(ここにはかけないような裏情報)もアドバイスします。

地区トレセンに選ばれたら高校は特待生で行ける、多くの高校から声がかかる、と思ったら大間違い。毎年春先に中学3年生の保護者と選手には説明会でもお伝えしていることです。

 

ワシ含め、クラブのスタッフは枚方FCでサッカーに出会い、一緒に何年かを過ごした選手は今後も幸せにサッカーに関わって欲しいと願い、それぞれの選手と向き合っています。多くの高校生が高校生としてのサッカーのフィナーレを迎えていますが枚方FCカンテラは12月に開催される『第8回日本クラブユースサッカー(U-18)Town Club CUP 2024』に向けて日々の練習に取り組んでいます。彼らと喜びと苦しみをこれからも共有して更に上のカテゴリー、ユナイテッド、イルマオへつなげていきます。まだまだ夢の途中です!


2024.11.5



閲覧数:340回0件のコメント

最新記事

すべて表示

負けて泣く(VOL.11)

3年前に取材を受けてコメントした記事です。 サッカーだけでなく学校、職場、地域といった社会、コミュニティの中で生きていく中で人それぞれの居場所、立ち位置が存在します。より高い位置を目指すこと、たとえば上の学年で出場機会を得る、組織の中でリーダーとなれるポジションとなる(会社...

準優勝がちょうどよい?(VOL.9)

ひと昔前はノックアウト方式の勝ち抜き戦しかなかったので公式戦が年に2-3試合のチームもたくさんありました。最近はすべてのカテゴリーでリーグ戦を中心とした公式戦が整備され、年間20試合以上は体験できるようになりました。セカンドチームをエントリーすれば全員これだけの試合を経験で...

Comments


bottom of page